人体による葉緑体を使った日光浴
最近もっぱらの日課は、庭先で全裸になっての光合成です。私は実は肌が緑色なのです。人類では珍しい葉緑体を保有していて、太陽エネルギーと光と二酸化炭素を利用して、体内にミネラル分を作り出す驚異の能力を手に入れたのです。
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せっかくの葉緑体ですが、お風呂に入った直後は茹でた菜っぱのようにフニャフニャになるので利用できません。特に熱いお湯を利用するときは注意ですね。昼間は風通しの良く、高温になりすぎない場所で十分に日光を浴びられる職場で働いています。好きな食べ物は唐揚げです。植物特有の光合成というシステムをGEAR作成チームの『あの男』と言う人が、私の身体能力の一部に人工進化という形で組み込んでしまいました。ヨモギ団子を作るときにもの凄く緑色になりますが、私もきっと捏ねると緑色だと思います。植物は空気中の成分と光を使って緑茶カテキンに匹敵する養分を作り出し、デンプンを果糖にまで分解しますが、私の場合はできあがったデンプンを約３５時間かけてアミノ酸へと変化させていくので、実質デンプンにはヨウ素液が反応することでしょう。
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人体に悪影響のない葉緑体の開発と、未来の人類のエコ生活を考えると、自らエネルギーを生み出せる葉緑体ビジネスは、急加速で成長していく時代の立て役者になるかも知れません。でも肌が緑色というのは、さすがに人間としてはあってはならない色だと痛感します！ |
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